Grafiche Mercurioが、QuadTechおよびAlwan Color Expertiseによるプレートカーブ調節機能でカ カラー一貫性を向上

自動化インラインソリューションは「市場にある多くの先進技術よりはるかに優れている。」


米国ウィスコンシン州サセックス - 2012年5月16日 - イタリア・サレルノ近くのアングリを本拠地とする商業用印刷会社であるGrafiche Mercurio S.p.A.は、印刷制御サプライヤーのQuadTechとグラフィックソフトウェアプロバイダーのAlwan Color Expertiseとの共同開発による自動プレートカーブ調節機能を備えたカラーコントロールテクノロジーを設置することにより、FOGRA PSO 12747-2オフセット処理カラー標準に準拠したカラー一貫性の大幅な改善を達成しました。


南部イタリアにおいて、広告コラテラルや雑誌、旅行パンフレット、ラベル等のオフセット印刷の大手サプライヤーであるGrafiche Mercurioは、顧客が要求する品質一貫性を達成するのに問題に直面していました。


Grafiche Mercurioの共同オーナーであるProf. Diodato Mercurioのコメント: 「以前に使用していたシステムは、稼働中にドットゲインやカラー偏差を管理することができませんでした。 そのため、色調カーブの一定した再生ができませんでした。 再印刷ジョブのカラー品質は大きく変動し、一貫性を実現するためにしばしば停止が必要でした。」


同社はすでに、AlwanのCMYK OptimizerおよびPRINT Standardizer®ソフトウェアパッケージにより、シート供給印刷部門で標準化を実現しました。 その結果、カラーがインラインで測定され、修正がリアルタイムで行われるため、印刷製品すべてがそれぞれのFOGRAおよびISO認定品質レポートを生成するようになりました。 同社は同じ水準を、48ページ8色刷りGoss Sunday 4000オフセット印刷ラインでも実現したいと考えました。 けれども、RGBカメラを備えた現存のカラーコントロールデバイスは密度しか測定できず、スペクトルカラー制御やドットゲイン値を提供することはできませんでした。 カラー一貫性とドットゲイン値は、手作業でチェックする必要があったのです。 これは、湿度や温度、基材品質、印刷機器の変動によってドットゲインが急激に変化する環境においては、時間がかかり、信頼性も低いプロセスです。 一貫したコントロールと簡単な修正作業を実現するには、ビデオカメラシステムとソフトウェアの徹底的なオーバーホールが必要でした。


「私たちは、カラーコンサルタントのColorConsulting S.r.l.に、最適のソリューションを探すよう依頼しました。 その結果、QuadTechのSpectralCamTM 付きカラーコントロールシステムと、Alwan PRINT Standardizer Xプレートカーブ調節テクノロジーとの組み合わせを選んだのです」とProf. Mercurioは言います。
イタリア・サロンノに本拠地を置くColorConsultingは、さまざまなグラフィックス市場において印刷会社向けの最適カラー一貫性ソリューションを見つけるコンサルティングのスペシャリストです。 ColorConsultingのゼネラルマネージャーCarlo Carnelliのコメント: 「QuadTechのソリューションは各面につき装置1台からなっていて、印刷するとすぐにカラー測定を行い、その結果をプリプレスのAlwanソフトウェアに伝えます。 標準条件から外れた印刷は自動的に識別され、その印刷がISO標準を満たす印刷となるために必要なCTPカーブが提供されます。 Mercurio社には、躊躇なくこのソリューションを選ぶようアドバイスしました。これは、Alwanソフトウェアにデータを提供し、かつ印刷とプリプレスとの間に完全自動閉ループを提供する、市場で唯一のシステムであるからです。」


「インライン測定の機能は、印刷中のカラー変動や偏差を識別するのに必須です。 当社はこれで、市場にある多くの先進技術よりはるかに優れている方法で、印刷プロセスを制御できるようになりました」とProf. Mercurioは語ります。


AlwanソフトウェアはQuadTechのカラーコントロールシステム (SpectralCam付き) が供給する測定データに基づいて作動します。 各インクキーが管理され、スペクトル値はオンラインでAlwanソフトウェアに送られます。 このスペクトルデータが、ドットゲインや色調値増加 (TVI) を含む、L*a*b*および密度測定値に変換されます。 Alwanソフトウェアの分析により、印刷上のドットゲインの変動が判定され、ジョブごとまたは指定時間にわたって、必要に応じて自動的に更新されたドットゲイン補償カーブを生成することができます。 印刷機はこれにより、ISO標準やG7®仕様に適合できます。 Alwan PRINT Standardizerは、印刷当たり任意の数の印刷機または用紙から得られるデータを監視・保管します。 この情報は、ジョブや印刷、用紙名などのパラメータを使用して容易に取り出すことができます。 その結果、印刷準備が簡単かつ迅速になり、ジョブ間で大きな安定性が得られます。 この組み合わせソリューションは、既存のプリプレスや印刷現場システムに容易に組み込むことができます。


AlwanのPRINT Standardizer ソフトウェアは、QuadTechのカラーコントロールシステム (SpectralCam付き) との協働により、事実上あらゆる印刷状況において自動的にドットゲイン偏差の補正を行い、またISO 12647およびG7® コンプライアンス確認も提供します。 SpectralCamの高度な分光測色濃度計技術により、フルスピードの印刷で、印刷されたマイクロカラーバーをシステムが迅速に検出・分析することが可能になります。 このシステムは単一の画像キャプチャで最高12パッチを測定し、正確なISO/ANSIステータス、TまたはE密度、ドットゲイン、トラップおよび印刷コントラスト測定を提供します。 SpectralCamを同社のData Central® レポートオプションと共に使用した場合、Reporting opL*a*b*値および∆E値も計算・報告されます。


「QuadTechのカラーコントロールシステムは、10ナノメートルごとにリアルタイムでスペクトルカーブを供給することが可能です。 これは、市場にある最も先進の手持ち式装置に匹敵します。 私たちは、試験刷りと全く同一の印刷物を達成することが可能になっています」とProf. Mercurioは言います。


プリプレス部門はAlwan PRINT Standardizerを使って補償カーブを更新し、すべての印刷変動をリモートでモニターしています。 新しいプレートは常に、正しい補償カーブで画像化され、短時間で印刷機に取り付けられます。 自動カーブ更新操作のおかげで、Mercurio社では、印刷におけるカラーの高品質と一貫性を確実に維持しつつ、問題の多い軽量の粗目スーパーカレンダー用紙から、フラットなコート紙まで、さまざまな用紙に適応することができるようになっています。


同社は現在、この閉ループ品質保証ソリューションを「Mercury 2012」と名付けています。 「これは、過去数年間当社が行ったものの中で、最も重要な技術的投資となりました。 私たちは今や、国際的標準の印刷が可能で、顧客の試験刷りに完璧に一致させることができます。 私たちはこのソリューションが、地中海地域市場、特に年末向けカタログ市場で、当社の事業拡大に役立つと確信しています。」